※解答など問題についての直接的な質問・問い合わせには一切応じられません.

  1997年度 シミュレーション工学 定期試験問題

1.以下の文章はモデリングについて述べたものである.括弧内に最 も適当な言葉を入れなさい.

 モデリング(モデル化)とは,現実の世界を( A )化して,シ ミュレーションの目的に合う形で,( B )の世界に映すことである.モデルはさまざまな観点から分類される.たとえば,( C ) によって1次モデル と2次モデルに分けることができるが,1次モデルは( D ) のような理論上のモデルである.また,( E )を考慮するかどうかによって,静的モデル と動的モデルに分類できる.さらに,動的モデルは,連続変化モデルと離散変化モデルに分けられる.
 連続変化モデルは,システムが連続的に変化するものとしてとらえ,( F )でシミュレーション時間が刻まれる.一般的には運動方程式などで表現される ( G )が解析の対象になる.運動方程式は( H )の解として解析的に解くことができるが,それが複雑な場合は( H )を数値的に解いて近似解を求 めることになる.実際には( H )を( I )に置き換えて解く.連続系シミュレーション言語の例としては,( J )などがある.
 離散変化モデルは,システムにきわだった変化をもたらす主要な( K )に着目して,( L )でシミュレーション時間が刻まれる.( K )とはそれ 自身は時間経過を持たないもので,( K )と( K )の間をつなぐ作業は( M )要素となる.離散変化モデルは,公衆電話モデルのように( N ) によって表現される.公衆電話モデルの例では,( O )などが( M )要素である.離散系シミュレーション言語の例としては,( P )などがある.
 さらに,モデルの構成法もいくつかに分類できる.時間の経過とともにシステムを流れていく対象をモデル化したものを( Q )というが,( Q )中心 のモデルでは,シミュレーションは( Q )の流れを追う形で構成され,その動きがシステムの特性にどのような変化をもたらすのかに注目する.たとえば, 道路交通システムのモデルにおいては,( R )などが( Q )として考えられる.
 一方,( K )中心のモデルでは,いつどのような( K )がどこで生起するかに着目し,( K )が起きるとシステムの状態がどう変わるかを( S  )として記述する.たとえば,窓口サービスのモデルを例にして考えれば,( T )などが( K )として考えられる.

A(       )B(       )C(       )D (       )E(       )
F(       )G(       )H(       )I(       )J(       )
K(       )L(       )M(       )N(       )O(       )
P(       )Q(       )R(       )S(       )T(       )

2.オンラインシミュレーションに求められる機能を4つあげるとと もに,それぞれについて簡単に説明しなさい.

 

 

 

3.モデル構成概念とは何か述べるとともに,その重要性についても 説明しなさい.

 

 

 

(裏面使用不可)

 


  1996年度 シミュレーション工学 定期試験問題

1.以下の文章はシミュレーションの概要について述べたものであ る.空欄に最も適当な言葉を入れさい.

 シミュレーションモデルは,まず,物理的モデルと数学的モデルに 分類できる.物理的モデルとは,主に実際のものを用いたモデルで,これによるシミュレーションは,( A )法と呼ばれるもので,風洞実験などでは( B  )モデルを用いる場合が多い.一方の数学的モデルとは,数学的概念で構成されるモデルであり,数式モデルと( C )モデルに分かれるが,数式モデル は,実際にさまざまな数値を当てはめてシミュレーションを行う.( C )モデルは,一般的に数値解析の対象であり,シミュレーションモデルの範疇には含 めないこともある.
 また,時間的変化を考慮する動的モデルとそれを考慮しない静的モデルがあるが,動的モデルは基本的に( D )によって表現され,静的モデルには( E  )などが用いられる.さらに,対象とする現実世界の状況によって,因果関係が一意に決まる決定的モデルと確率的に決まる確率的モデルに分類できる.確率 的モデルによるシミュレーションの代表例は( F )法である.
 シミュレーションを行う場合は,その対象をどのようなモデルで記述するかの考え方,つまり( G )(ワールドビュー)が重要である.
 シミュレーションの歴史は,計算機の歴史とともにあるといっても過言ではない.初期のシミュレーションは( H )によって行われたが,これは,当時の ( I )に比べて,計算速度が速く,実物との対応も直感的で分かりやすかったことなどによる.しかし,計算の精度の面に問題があり,( I )の高速化 に伴い,使われなくなった.さらに近年,スーパーコンピュータの発展により,物理学においては( J )学という分野も生まれた.

A(       )B(       )C(       )D (       )E(       )
F(       )G(       )H(       )I(       )J(       )

2.以下のシミュレーションは,離散系,連続系のどちらのシミュ レーションで行うのが適当であるか,○印をつけて答えなさい.

A.図書館の閲覧室の使用状況を調べるシミュレーショ ン
B.ミサイルの弾道の軌跡を調べるシミュレーション
C.潮流・津波解析のためのシミュレーション 
D.計算機システムの効率を調べるシミュレーション
E.化学反応過程を調べるシミュレーション

(離散系・連続系)
(離散系・連続系)
(離散系・連続系)
(離散系・連続系)
(離散系・連続系)

3.シミュレーションの手順は,おおむね6つの段階に分けることが できる.それらを書きなさい.

A(             )  B(              )
C(             )  D(             )
E(             )  F(             )

4.上記の問題3での各段階で留意しなければならない点について, 「道路交通システムのシミュレーション」を例として,簡潔に説明しなさい.(書式自由)

 

 

(裏面使用不可)


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